Thinking like Singing ―― 自由に法哲学

小林 和之


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Act1 Prelude

「先生、日本をよくするにはどうしたらいいんでしょうか」
何年か前、講義を終えたわたしに、ひとりの学生がやってきてこう尋ねた。

Act2 発端

それは1枚の写真から始まった。誰もが見たことがあるような類の写真だ。 写っているのは幼い黒人の子ども。裸でうずくまる手足は、信じられないくら い細い。それなのに、お腹はぽこんと膨らんでいる。

Act3 ソドムの街角から

背徳の街ソドム。どこかで名前を聞いたことがあるんじゃないかと思う。
ソドミー(異常性愛)の語源になったこの街は、神の怒りにふれて硫黄の火で焼き 滅ぼされたと聖書に記されている。しかし、この街を救おうとした男がいたこ とは、それほど知られていないんじゃないだろうか。

Act4 神戸の蝶が世界に起こす風

北京で蝶がはばたいて空気をほんのすこし動かしたら、来月ニューヨークで嵐 になる。

Act5 民主主義って無謀な企てにカンパイ?

考えてみれば、民主主義というのはムチャクチャである。
万世一系の絶対君主が治める「神の国」からやってきた人から次のように言わ れたとしたらどうだろう。

Act6 彼女に見せられる法哲学

彼女と飲みに行くって、いいよね。でも、そこに「法哲学」がからんでくる と? 美女と野獣ならコントラストが美しいかもしれないけれど。

Act7 大学の使い方・つぶし方

今後20年以内にかなりの大学がつぶれるだろう。

Act8 宇宙の果てと公共性

宇宙には果てがあるのだろうか。

Act9 二千年の人殺し

われわれには、二千数百年、人殺しの歴史がある

Act10 法哲学とは何か

お前のその危うさが  
お前のやることしでかすこと、そのすべてが  
法哲学なんだよ!

Act11 過ぎ去った未来の中で

「環境問題」は、われわれの長期的生存を脅かす。22世紀は来ないかもしれない。少なくとも、ひとりでにやってくることはないだろう。未来を手に入れたいなら、何かしなければならない。



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